アオリ強化月間ＰＡＲＴⅢ。

今日は本来釣りＯＦＦの日（の予定）であった。

いつもの源洋丸に乗り合い募集のお知らせが…

確か翌日もプチ遠征の予定が入っていたような気がしたが，

行けるときに行っておけ～　ということで，前日に飛び込み予約完了。

チャーターしていたグループに欠員がでて急遽メンバー募集になったみたい。

追加メンバー３人を加え，７人で出撃。

エサのアジを積み込む。

一応アオリをできるところまでがんばって

状況により青物飲ませ釣りというメニュー。

まずはアオリから。

最初の流しでさっそく怪しい感触。

ファーストヒットはいいけれど，モーニングサービスでこんな小型とは…

潮の悪い時のパターンだ。

続いて変なアタリで変顔魚の登場。

体長の１／３が顔のアカヤガラ。

アオリの当たりは一流しで誰かにポツン程度。

潮が流れていない…

アオリ釣りに潮止まりはキツイ。

瀬戸内のような潮汐がないため，丸一日潮止まりなんて日もよくある。

どうやら今日はその日みたい。

あちこちで１杯　また１杯と拾って…

５杯目でようやくキロアップ。

その後は…

ウッカリカサゴや…

ヒラメまでがアオリ仕掛けにヒットするものの

アオリは相変わらず渋々。

昼前にようやく１０杯目。

船頭さんより「沖行こうか～」のアナウンス。

沖の僚船からメジロ～ブリが当たっているとの連絡が入り現場に急行。

みなさん戦闘モードに突入。

例年１２～１月にブリ祭りになる会場だ。

ベイトは小アジ。

これまでここでのベイトは３０ｃｍ前後のサバ・アジだったのだが。

水深は１１０～１２０ｍ　乱杭のような高い（１０ｍ前後）魚礁が多数入っている。

小アジは魚礁の際に映っている。

ベイトは掛かるものの本命はなかなかヒットしない。

他の方にはヒットするものの，バラシ多数でなかなか取り込めない。

ドラグ締め込みラインを止めれば切られ

ドラグゆるめてラインを出せば魚礁に持って行かれ

仕掛けを太くすればベイトが付きにくくなり

仕掛けを細くすれば切られ

ドラグをどこまで締めて，仕掛けをどこまで太くするか

釣り人の選択と技量が試される。

ようやく私にもヒットしたというのにファーストランを止めることができず

リーダー１４号が魚礁の餌食に。

あきらめかけた１５時頃

再びヒット！！

前回と同じ轍を踏まないようにドラグきつめで走らさない作戦。

ネルビオの粘りとシーボーグのドラグを信じて，

底を切るまでは相手に主導権を渡さない。

底さえ切れればあとはこちらのもの。

微妙なサイズ（こちらで言うモンダイモノ）ではあるが，

８４ｃｍなのでブリということに。

何とか１本獲れたので次の１本を狙うが不発。

結局船中で７本獲れたが，獲った数以上のバラシがあった。

帰り際にちょこっとアオリ。

ナイター営業？で夕方のゴールデンタイム突入。

一流しごとにアタリがあるが，半数ほどしか掛けられず，

３杯追加。

日が落ちて　真っ暗になったところで長い一日が終わった。

船中７人でアオリ３５杯？　ブリ８０ｃｍ級７本　など。

潮が全く動かず食いの渋い一日だった。

アオリは潮さえ動けば数・型とも望めるだけに次回に期待。

正真正銘ブリと言える１ｍ＆１０ｋｇを今シーズンは釣りたいものだ。

本日の釣果　アオリイカ胴長～２８ｃｍ１３杯　
　　　　　　　　ブリ８４ｃｍ　ヒラメ　
　　　　　　　　アカヤガラ　ウッカリカサゴ